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期待が高まる、トマト、アスパラガスの画期的な新栽培法

明治大学 農学部 准教授 元木 悟

最近、野菜の高騰がニュースになることがあります。もともと、野菜の生産は季節や天候に左右されますが、近年では、異常気象や震災の影響を受けることが多くなっています。そこで、野菜の新たな栽培法の研究開発が進められていますが、本学農学部もその一翼を担っています。

野菜の摂取量を上げるために

元木 悟 野菜には人の身体に必要な栄養素が含まれていることは、みなさんご存じだと思います。健康を維持するために、野菜はとても重要な食べ物です。最近では、さらにアンチエイジングや抗がん作用なども注目されています。ところが、日本人の野菜摂取量は1985年くらいがピークで、その後、だんだん落ちてきているのです。厚生労働省の健康施策である「健康日本21」で推奨されている1日の野菜摂取量は350gですが、男性の平均は299g、女性は289gで、いずれも達していません。これには様々な要因があると思います。生産者の側の課題としては、変化する消費者の嗜好やニーズに対応すること、また、異常気象や天候不順にもできるだけ安定した供給をすることなどが挙げられます。そのための新しい品種や栽培法の開発が様々な研究機関などで行われていますが、私たち「野菜園芸学研究室」でも、多くの生産者の方々と共同し、様々な取組みを行っています。その中からは、画期的と評価され、全国に広がる栽培法が生まれています。

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