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2022.04.07

想像できる?AIが裁判をする未来

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太田勝造【教員プロフィール】
太田 勝造(おおた しょうぞう)
明治大学 法学部 教授
専門は、社会科学の様々な方法・理論を用いて法律を検証する法社会学。裁判での事実認定や法的判断がいかになされるかといった事柄を、確率論、統計分析、経済学、脳科学などの知見を応用して考えています。AIによる法学へのアプローチも主要な研究テーマのひとつです。

われはロボット裁判官

太田勝造 ロボットが人間を裁く——まるでSF小説みたいなことが、遠くない未来、実現するかもしれません。すでにアメリカなどでは裁判資料の整理などにAIが活用されており、裁判での事実認定や法的判断にAIを導入する研究も進められています。でも、AIを搭載したロボット裁判官に判決を任せるのは心配。そう思う人は少なくないでしょう。

 実際、裁判官を人からAIに変えるとどんなメリットがあるの? AIは本当に間違いをおかさない? 人間の裁判官にはどんな問題が? そもそもAIは人の心を理解できる? そんな数々の疑問に、長年「AIと法」を研究している太田先生が答えます。

※記事の内容は、執筆者個人の考え、意見に基づくものであり、明治大学の公式見解を示すものではありません。

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