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街中や季節の変化に目を向け、感覚を研ぎ澄まそう

池上 健 池上 健 明治大学 専門職大学院 会計専門職研究科 教授

いまやクリエイティブな職種に留まらず、多くのビジネスパーソンにとって発想力や企画力は必須のスキル。ライバルを一歩リードするのに役立つヒントを、知の先達である明治大学・教授陣の言葉から探ります。

教授陣によるリレーコラム/アイデアの泉【30】

私は普段の生活で、街中の変化に気づくことを大切にしています。

いつもの通勤路であっても少しずつ店は変わり、街は変わります。商店街に昔からあった店が消え、最後にはコンビニや携帯ショップしか残らないこともあります。これは地域に根づいた生活が衰退する証なのかもしれません。

一方で、都心部に新しく店ができると、いまの若者のトレンドはこういった志向なのかと、社会の流れを見ることができます。

どの店がどのように変わったのかを見ることで、人々の嗜好の変化や時代の大きな動きを感じるきっかけをつかむことができるのです。

これは都会の真ん中に限ったことではなく、自分の家の周囲でも同様です。定点観測をして、変化の度合いやその様子を調べてみるのも面白いと思います。

また、季節の変化に敏感であることも重要です。

日本の四季の移り変わりも最近はその差が乏しくなってきていますが、それでも、日常のちょっとした空気の流れや大気の匂いなどは季節により大きく変わります。

日頃は見逃しがちなこうした変化に注意を向けることで、感覚が研ぎ澄まされていくのです。

人間の営みの観察や自然環境の観察は、仕事にすぐ活きるわけではありませんが、知の集合体となって現れます。日々の蓄積がどこかのタイミングできっと役に立つことでしょう。

※記事の内容は、執筆者個人の考え、意見に基づくものであり、明治大学の公式見解を示すものではありません。

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