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自分と無関係に思われるものにもアンテナを張ろう

明治大学 情報コミュニケーション学部 准教授 横田 貴之

めまぐるしく変化する世界情勢において、企業や組織が生き残っていくために、どんな人材が求められているのか。
さまざまな分野に精通した明治大学の教授陣が考える、これからの日本を担うリーダーに必要な力とは。

教授陣によるリレーコラム/私が考える「次世代リーダーに必要な力」【21】

私が研究している中東やイスラームの問題は、一般の人にとっては関係がないように思えるかもしれません。ただ、今後を考えると果たしてそうでしょうか。彼らの存在感は大きくなっていますし、人口も増えています。向こうから日本へも来ますし、我々も向こうへ行きます。従来の考え方ですとどうしても閉ざされた思考になりがちですが、関係があるとわかってくると広がりをみせるのです。

リーダーシップの中身はその時代に応じていろいろ変わると思いますが、多角的かつ、広く、深く見る目を養わなくてはなりません。今後、部下や上司、同僚に、イスラーム教徒など異文化に属する人が配属される可能性もあります。イスラームだけでなく、インドでもアフリカでも、ヨーロッパでもいいのですが、そうなっていかざるを得ない状況になります。今後は、そのときの対応力が問われるのです。

第一歩として、関係ないと思ったものにも関心を持つこと。アンテナが張られることで、そこを起点にどんどん発展させることができます。ビジネスでもそうです。繋がることによって、新たな価値が生まれます。一見、自分とは無関係に思われるものでも、自分との関係を見出して、関連付けることで「立体的」に思考できる力。これが次世代のリーダーに必要なものだと思います。

※記事の内容は、執筆者個人の考え、意見に基づくものであり、明治大学の公式見解を示すものではありません。

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