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私が考える「次世代リーダーに必要な力」【16】

金子 郁容 金子 郁容 明治大学 経営学部 特任講師(退任)

めまぐるしく変化する世界情勢において、企業や組織が生き残っていくために、どんな人材が求められているのか。
さまざまな分野に精通した明治大学の教授陣が考える、これからの日本を担うリーダーに必要な力とは。

身近なことからイノベーションを見出そう

とてつもなく新しいことや、並外れて素晴らしいことを狙うのではなく、身近な中から掘り出す意識が必要です。その中で自分の思い入れがあったり、周りの人たちに認めてもらったりして、物事を変えていくということが、イノベーションに繋がるのではないでしょうか。

例えば、ある地域の取り組みが国の制度とうまく合わさり、いろいろなものに波及することで、その地域のサッカークラブがJリーグの1部まではいかないが、下部カテゴリーでは頑張れている、というようなケースが出てくるなど、スポーツにはそういう要素があると思います。

野球でも何でもそうですが、名選手が必ずしも名コーチではありません。本当のトップ選手になれる人はほとんどいないわけですから、いろいろなところで楽しみを見つけていけばいいのです。ホームランを打つとか、すごいものをつくるのではなく、自分のできる範囲の中で見出したことが広がっていくのはうれしいことだと思います。足もとを見つめた地道な活動で周りをどんどん巻き込んでいく、それもリーダーのひとつのタイプです。

※記事の内容は、執筆者個人の考え、意見に基づくものであり、明治大学の公式見解を示すものではありません。

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