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#6 専門家に気軽に相談する工夫

明治大学 文学部 教授 諸富 祥彦

世の中の気になる出来事をピックアップし、明治大学の教授陣がその専門的な視点からみなさんへのアドバイスを連載形式でお届けするトレンドウォッチ。今回はうつ病やストレスについて取り上げます。職場でも、家庭でも、様々な機会で特に人間関係のストレスを感じる人は多いと思います。今回は心理学やカウンセリングが専門の、明治大学文学部、諸冨 祥彦教授にお話をお伺いしました。

専門家に気軽に相談する工夫

うつ病の症状が進行してから病院に行くと、回復するのに時間がかかるものです。平均で3ヵ月くらいかかり、その間、苦しい思いが続くことになります。辞職せざるを得なかったり、家族から見放されたり、結婚がダメになることもあります。最悪、自殺するケースもあります。それを知っていれば、早めに専門家の所に行けるのではないでしょうか。
自宅や会社の近くの病院に行くのは、ご近所さんや同僚の目が気になるというのであれば、隣街とか隣の県の病院に行きましょう。
例えば、病院の近くに雰囲気の良い飲み屋があるとか、カラオケボックスがあるとか、バッティングセンターがあるとか、温泉があるとかすれば、楽しむついで、遊びに行くついでに病院に行くという気持ちで構いません。

眠れない日が5日間続いたら病院に行って、睡眠導入剤をもらいましょう。
早めに服用すれば薬の効きも良く、その日からぐっすり眠ることができれば、心も早く回復します。厚生労働省も「労働者の安全と健康の確保対策を一層充実する」ことを目指して、すべての企業で「ストレスチェック」が受けられる制度を施行しました。

精神科に診てもらったり、心理カウンセラーに相談することは恥ずかしいことではありません。気軽に、自分の心の問題につきあいましょう。

 ■明治大学では心の健康に関する悩みや相談をお受けしています
明治大学 心理臨床センター https://www.meiji.ac.jp/ccp/ Tel.03-3296-4169

 

#1 現代ビジネスマンに急増する「うつ病」とは、どんな病気?
#2 ストレスをためないためのテクニック <その1場所を変える>
#3 ストレスをためないためのテクニック <その2呼吸法>
#4 ストレスをためないためのテクニック <その3援助希求>
#5 うつ病に罹っていないか、自分でチェックするポイント
#6 専門家に気軽に相談する工夫

※記事の内容は、執筆者個人の考え、意見に基づくものであり、明治大学の公式見解を示すものではありません。

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