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国内外の新聞や雑誌の見出しを読んで世界を知ろう

明治大学 商学部 教授 小林 尚朗

いまやクリエイティブな職種に留まらず、多くのビジネスパーソンにとって発想力や企画力は必須のスキル。ライバルを一歩リードするのに役立つヒントを、知の先達である明治大学・教授陣の言葉から探ります。

教授陣によるリレーコラム/アイデアの泉【68】

私は世界経済論を専門にしていますが、日頃から院生やゼミ生など、自分と異なる世代の考えを聞くことを心がけています。

若い世代がどんなニュースに関心があるのか、どんな風に物事を捉えているのかを知ることで、新しい発想に繋がることがあるからです。

また、異なるバックグラウンドからの意見も視野を広げてくれるので、留学生には対象となる話題について出身国でどのように考えられているかを教えてもらったりもしています。

こうしたことと並行して習慣にしているのが、国内外を問わず、できる限り多くの新聞や雑誌に目を通すことです。

世界というものは、正しいニュースがつくっていくというよりも、世界の人がどんなニュースを見ているのかということに影響されていると思います。

そのため、人々がどんな記事に興味があるのか、それがフェイクニュースだろうとなんだろうと、内容を押さえておくことが世界を知るためにとても役立つのです。

もちろん、いくつもの新聞や雑誌を隅々まで読むのは時間がかかりますし、大変なことです。

ただ、ざっとヘッドラインをチェックするだけでも、世の中の流れがどこに向かっているのかをつかむことができたり、最初は小さな記事だったものが数年後には大きな話題になることを目の当たりにしたりと、社会の変化に敏感になります。

ビジネスパーソンの方も、自分の仕事に関することや業界の動向などには注目していると思いますが、世界という観点から幅広くメディアに触れることで、アイデアのヒントが生まれるのではないでしょうか。

※記事の内容は、執筆者個人の考え、意見に基づくものであり、明治大学の公式見解を示すものではありません。

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