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常に考え続けたり、現場の声を聞くようにしよう

明治大学 理工学部 准教授 金子 弘昌

いまやクリエイティブな職種に留まらず、多くのビジネスパーソンにとって発想力や企画力は必須のスキル。ライバルを一歩リードするのに役立つヒントを、知の先達である明治大学・教授陣の言葉から探ります。

教授陣によるリレーコラム/アイデアの泉【57】

私は、化学製品を作ったり、新しい材料を生み出すことに関わる「データ化学工学」を専門にしていますが、日々の研究で壁にぶち当たったりしたときに心がけていることがあります。

それは、「いつも考える」ことです。シャワー中でも、通勤中でも、寝る前でも、常に課題を頭の片隅に置いて考え続けるようにしています。

そうして「あっ」と思い付いたことについては、スマホにメモを取って、後でパソコンを使って検証するなど、試行錯誤を繰り返しています。

この考える時間を増やすため、数駅分歩いたり、朝3時半に早起きをしたり、レジに並んでいるときもスマホを開いたり、電車に乗っているときも執筆をしたり。

少しでもスキマ時間ができると、うまく活用し、研究に繋げるようにしています。

また、現場の人たちがどんなことに困っているのかを聞く機会も大事にしています。

「必要は発明の母」ということわざがありますが、何を必要とされているかを知ることで研究テーマが生まれることもあるのです。

いま私は、企業の方も、大学の先生方も、もちろん学生の方も参加できるオンラインサロン(https://datachemeng.com/onlinesalon/)を運営しているのですが、そこではデータ化学工学の研究で困りごとがあったら誰でも相談できる場を提供しています。

自分の中だけで考えていると世界が閉じられてしまいがちですが、色々な人の意見を聞くことによって新たな発想がもたらされることがあるのです。

ビジネスパーソンの方も、考え続けることを習慣にしたり、広く現場の声を聞いてみることで、課題の解決法が見つかるかもしれませんよ。

※記事の内容は、執筆者個人の考え、意見に基づくものであり、明治大学の公式見解を示すものではありません。

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