明治大学の教授陣が社会のあらゆるテーマと向き合う、大学独自の情報発信サイト

疑問や課題をメモにして整理し、可視化しよう

原田 将 原田 将 明治大学 経営学部 教授

いまやクリエイティブな職種に留まらず、多くのビジネスパーソンにとって発想力や企画力は必須のスキル。ライバルを一歩リードするのに役立つヒントを、知の先達である明治大学・教授陣の言葉から探ります。

教授陣によるリレーコラム/アイデアの泉【51】

私はグローバル・ブランド管理について研究しているのですが、現場主義をモットーにしています。

そのため常に企業の担当者と意見交換をするように努めるなど、現場で問題になっていることに絶えずアンテナを張っています。

現在は主に日本の自動車企業の経営者や国際事業担当者、マーケティング担当者と意見交換をしていますが、他にも、非耐久消費財メーカー、航空企業や広告代理店などのサービス業と、幅広い業種の担当者の方々とお会いし話をすることで刺激を受けています。

そして、ディスカッションの後に必ず行っているのが、パワーポイントを使ってメモを整理することです。

例えば、「ブランドの効果とはどういうことなんだろう」と、機能的、情緒的に分類して考えをまとめたり、企業の方との対話の中で「これはどうなっているのかな」と感じたことを後で調べてまとめておいたり。

文字だけだと内容がわからなくなるときもあるので、できるだけ図やグラフを用いてビジュアル化するようにしています。

重要なものはプリントアウトをして、研究室に貼ったり、目につくようなところに置いているのですが、そうしたメモを眺めているうちに、「ここの話とここの話が繋がるな。研究ではどうなっているんだろう」と発想が浮かぶこともあります。

研究者に限らず、一般の方においても、同じことが言えるのではないでしょうか。

本を読んで気づいた課題や、人との対話で疑問に思ったことなどをメモとして整理し、可視化することで、新しいアイデアが生まれるかもしれませんよ。

※記事の内容は、執筆者個人の考え、意見に基づくものであり、明治大学の公式見解を示すものではありません。

リレーコラムの関連記事

コミュニケーションを第一に、家族を大切にしよう

2022.6.28

コミュニケーションを第一に、家族を大切にしよう

  • 明治大学 政治経済学部 専任講師
  • ヨーク・ジェームズ
地道でも “源”から、理解するようにしよう

2022.6.21

地道でも “源”から、理解するようにしよう

  • 明治大学 政治経済学部 准教授
  • 稲葉 肇
知の探索と深化の“両利き”で強みをさらに磨こう

2022.6.16

知の探索と深化の“両利き”で強みをさらに磨こう

  • 明治大学 商学部 専任講師
  • 鈴木 仁里
尊敬できる人を見つけ、人生の指標にしよう

2022.6.2

尊敬できる人を見つけ、人生の指標にしよう

  • 明治大学 総合数理学部 教授
  • 菊池 浩明
ロールモデルを設定し、自己成長の戦略を立てよう

2022.5.26

ロールモデルを設定し、自己成長の戦略を立てよう

  • 明治大学 法学部 准教授
  • 栁川 鋭士

新着記事

2022.06.28

コミュニケーションを第一に、家族を大切にしよう

2022.06.22

ゲームのスキルは、その子の「資本」になる

2022.06.21

地道でも “源”から、理解するようにしよう

2022.06.17

アインシュタインはいかにしてアインシュタインになったのか

2022.06.16

知の探索と深化の“両利き”で強みをさらに磨こう

人気記事ランキング

1

2020.11.04

私たちの身近にある熱エネルギーには多様な可能性がある

2

2022.06.22

ゲームのスキルは、その子の「資本」になる

3

2020.04.01

歴史を紐解くと見えてくる、台湾の親日の複雑な思い

4

2021.12.15

使い捨て文化にはない豊かさがある、日本の漆器の文化

5

2022.02.10

西欧でも関心が高まる、私たちが知らなかったイスラム教の魅力

連載記事