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歴史上の人物に自分を重ね、共に夢を追いかけよう

明治大学 理工学部 教授 平石 久廣

ときに人生の指針となり、仕事のヒントとなり、コミュニケーションツールの一助となる「読書」。幅広い読書遍歴を誇る明治大学の教授陣が、これからの社会を担うビジネスパーソンに向けて選りすぐりの一冊をご紹介。

教授陣によるリレーコラム/40歳までに読んでおきたい本【18】

司馬遼太郎『坂の上の雲』(文春文庫・1999年)

昔から司馬遼太郎の小説は好きで、有名な作品はほとんど読んできました。なかでも1冊を選ぶとすれば、松山出身の歌人・正岡子規と軍人の秋山好古・真之兄弟の三人を中心に明治の日本を描いた大河小説「坂の上の雲」です。

話の展開が荒唐無稽ではなく、歴史資料をしっかり踏まえた上で軸となる人物に焦点を当て、懸命に頑張っていく姿を描いたストーリーはとても読み応えがあります。

ほかにも信長・家康・三成などが登場する戦国もの、坂本龍馬・西郷隆盛・土方歳三などが活躍する維新ものもおもしろいと思いますが、歴史のなかで成功した例と上手くいかなかった例がはっきりしているので、現代の人が読んでも教訓になるのではないでしょうか。

実際に自分で挑戦するのは大変ですが、小説だとリスクなしに経験が味わえます。何か計画を立てるときには戦略をきちんと練って臨まないとダメだということも実感できるでしょう。若い方には「大志を抱け」というメッセージを込め、ぜひ読んでいただけたらと思います。

※記事の内容は、執筆者個人の考え、意見に基づくものであり、明治大学の公式見解を示すものではありません。

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