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自分をブランドと捉え、役割を客観視してみよう

首藤 明敏 首藤 明敏 明治大学 専門職大学院 グローバル・ビジネス研究科 教授

めまぐるしく変化する世界情勢において、企業や組織が生き残っていくために、どんな人材が求められているのか。
さまざまな分野に精通した明治大学の教授陣が考える、これからの日本を担うリーダーに必要な力とは。

教授陣によるリレーコラム/私が考える「次世代リーダーに必要な力」【29】

現代のリーダーに必要なのは、携わる事業と率いる組織における、自らのシンボリックな役割を認識することです。単に数字を稼いで売上を伸ばすことだけでなく、組織文化の重要性を認識し、会社のビジョンを体現していくことも大切です。自分の強みが何かということに加え、人からどう見られているのかを意識するようにしましょう。外の意見を聞いたり、異業種の経験や海外での体験を積んだりすることでも客観力は磨かれていきます。

また、経営者や部署のリーダーを目指す方に考えて欲しいのが、英雄、語り部、聖職者という3つの役割です。英雄とは事業を開発していくような現状を打破する力を持つ人、語り部は会社のビジョンを社員やお客様、株主、就職希望者に対して共有させられる人。聖職者は、たとえば入社式や、ユーザーを対象にしたイベントなどの「儀式」において、会社を神聖なものに感じさせる体験を仕切る人のことです。

大企業ですと経営チームで3つの役割を分担しますが、中小企業だとひとりで3役を演じ分けなければなりません。いますぐ必要でなくても、リーダーにはこのような要素が求められるということを自覚してもらえたらよいと思います。

※記事の内容は、執筆者個人の考え、意見に基づくものであり、明治大学の公式見解を示すものではありません。

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