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私が考える「次世代リーダーに必要な力」【15】

明治大学 文学部 教授 青柳 英治

めまぐるしく変化する世界情勢において、企業や組織が生き残っていくために、どんな人材が求められているのか。
さまざまな分野に精通した明治大学の教授陣が考える、これからの日本を担うリーダーに必要な力とは。

既存のデータや情報をもとに新たな知恵を生み出そう

経済・社会状況が成熟化した現代では、いずれの分野においても既存のデータや情報のみを用いてビジネスチャンスを見出すことには限界があります。これからは、既にあるデータや情報を分析・加工し、そこから新たな知識や知恵を生み出す能力が必要となります。そのためには、玉石混交のデータや情報の中から大切なものを選別・収集する能力も求められてきます。

また、「ナレッジ・マネジメント」という手法では、知識の中でも主観的で言葉では表現しづらい「暗黙知」を、組織のメンバーで共有できるように「形式知」(言語化された客観的な知識)に転換することが重要だと言われています。新たな知識を生みだすことに加え、暗黙知を形式知に転換できる仕組みづくりや、環境を整えることなども課題となってくるでしょう。

人間の仕事が機械に置き換えられていく時代だからこそ、一見関係のない情報と情報を結びつけて新しいものをつくるような、人間にしかできない能力に特化し、磨きをかけていくこともポイントだと思います。

※記事の内容は、執筆者個人の考え、意見に基づくものであり、明治大学の公式見解を示すものではありません。

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