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「ふむふむ。」「へーっ!」なオノマトペの世界

小野 正弘 小野 正弘 明治大学 文学部 教授

小野正弘【教員プロフィール】
小野 正弘(おの まさひろ)
明治大学 文学部 教授
専門は国語史。日本語の歴史、語彙、意味の変化を研究しています。なかでも強く関心を寄せているのがオノマトペです。新しい言葉が登場したり、若者言葉が流行すると、各方面から学術的な分析をお願いされる人気者。有名な国語辞典の編集責任者も務めています。

ハッとしてグッとくる日本語だから

小野正弘 ばったり、ドキッ、そわそわ、キュン……。私たちが日常的に使っているオノマトペ。物音や動物の鳴き声を人の音声で真似した「擬音語」と、音の感覚を使って感情や状態を表現する「擬態語」に分かれます。擬音語は世界の多くの言語にみられますが、日本語は特に擬態語が目立って発達しているとされます。

 小野先生は、そんなオノマトペ研究の第一人者。実は、なんでもかんでもオノマトペになるわけではありません。そこには普段は意識されることのない法則があるといいます。ハッとしたり、グッときたり、パッとひらめく、そんな言葉の仕組みを知りたくありませんか?

※記事の内容は、執筆者個人の考え、意見に基づくものであり、明治大学の公式見解を示すものではありません。

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