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私が考える「次世代リーダーに必要な力」【8】

矢ケ崎 淳子 矢ケ崎 淳子 明治大学 法学部 教授

めまぐるしく変化する世界情勢において、企業や組織が生き残っていくために、どんな人材が求められているのか。
さまざまな分野に精通した明治大学の教授陣が考える、これからの日本を担うリーダーに必要な力とは。

好奇心と精神的タフネスで自分の世界を広げろ

相手に対する共感や、お互いに歩み寄る気持ちを持つためには、好奇心や柔軟な心が重要です。人との繋がりを持てること、また、どこでも生きていけるという自信と精神力がリーダーに必要な条件だと思います。私の息子は9歳のときに渡米し、異文化の中で育ちました。言葉を覚えることも含めて努力をし、どうやったら良いのかということを経験から体得したのでしょう。新しい環境で友だちをすぐにつくり、順応していけるようになりました。多様な人と接する中で、彼が幼いながらも相手を人種・民族などの背景とは無関係に、その子の特性(サッカーやゲームが上手いなど)の方を重要視して友達を作っていく姿に感銘を受けました。このような姿勢は年齢を問わず重要だと思います。

さらに、多様な人々と理解し合うためには言葉も大事です。良し悪しは別として、現状では世界の共通語である英語ができることはやはり重要だと思います。また、脳の活性化とポジティブ思考のためにも体を鍛えることが大切でしょう。リーダーとなる人は自分の健康管理ができて、前向きでポジティブな姿勢を保つことが必要だからです。アメリカでは自分の体重を管理できない人は仕事も管理できないと考えられているほどです。

最後に、私の好きな言葉“Great ideas originate in the muscles.”(Thomas A. Edison)をご紹介します。このmusclesは筋肉というよりはハードワークとか一生懸命仕事をすることを指しているかと思いますが、体を動かし鍛えることは脳を鍛えることにも繋がります。心身を鍛え、文武両道を目指すこともリーダーにとって大切な条件ではないでしょうか。

※記事の内容は、執筆者個人の考え、意見に基づくものであり、明治大学の公式見解を示すものではありません。

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