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私が考える「次世代リーダーに必要な力」【2】

明治大学 法学部 教授 佐々木 秀智

めまぐるしく変化する世界情勢において、企業や組織が生き残っていくために、どんな人材が求められているのか。
さまざまな分野に精通した明治大学の教授陣が考える、これからの日本を担うリーダーに必要な力とは。

物事を多角的に見る目を養え

例えば、情報のコスト、リスク、ベネフィット等を正確に認識し、的確な対応ができる能力。自らのやり方を継続的、かつ批判的に検証し、例外が生じることを前提とし、想定外の事象に対しても、迅速な対応ができる能力。いま、こうした能力が求められるのは、すごい勢いで技術革新が進む現代では、いま起きている事象に対して、ひとつの観点から見ているだけでは思考が広がらず、変化に対応できなくなるからです。

例えば、昨年流行った「ポケモンGO」というゲームを覚えているでしょうか。あれをアミューズメントの点から見るだけでなく、これは、個人の位置情報をすべて把握する仕組みであることに目を向ければ、そこには法律上の問題点が生じるのではないかという疑問が生まれます。すると、この種のゲームは今後つくれない可能性があることも考えられます。

様々なことに関心をもち、多角的な観点から考察してみてください。日頃からそうした訓練を心がけていけば、自らの組織の風通しを良くし、物事を多角的に把握できる能力を培い、地域や組織のニーズの的確な把握、および解決策等の提案力につながっていくものと思います。

※記事の内容は、執筆者個人の考え、意見に基づくものであり、明治大学の公式見解を示すものではありません。

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