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2021.03.18

自分のエネルギーは自分でつくる、無給電自立型電力源

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小椋 厚志【教員プロフィール】
小椋 厚志(おぐら あつし)
明治大学 理工学部 電気電子生命学科 教授
専門は半導体ナノテクノロジー。シリコンLSI材料と10億分の1メートル単位での加工や評価技術を研究する分野です。再生可能エネルギーの領域においては、「創エネ」「省エネ」「築エネ」を実現する効率的な変換技術や運用方法にアプローチしています。

IoT社会の先に“エネルギーの未来”を見つめて

小椋 厚志 さまざまなモノがインターネットでつながる「IoT」(Internet of Things)。家電、乗り物、工業から農業まで、膨大なセンサーを通じて遠隔制御できるようになりつつあります。しかし、IoT社会には電力の安定供給やエネルギー問題という世界規模の課題も。

 そこで注目されているのが、デバイスが自力で電力を生み出す「無給電自立型電力源」です。この夢の様な仕組みを支える新たな物理現象を発見したのが、小椋先生の研究室。豊かになる生活の一歩先へ。エネルギーの未来を一緒に考えてみましょう。

※記事の内容は、執筆者個人の考え、意見に基づくものであり、明治大学の公式見解を示すものではありません。

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