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厄介な仕事も経験と捉え、世界を拡げていこう

中島 春紫 中島 春紫 明治大学 農学部 教授

いまやクリエイティブな職種に留まらず、多くのビジネスパーソンにとって発想力や企画力は必須のスキル。ライバルを一歩リードするのに役立つヒントを、知の先達である明治大学・教授陣の言葉から探ります。

教授陣によるリレーコラム/アイデアの泉【25】

私はどちらかというと「イヤ」と言えない性分で、いろいろな人と話をしているといろいろなことを頼まれ、いろいろな仕事が舞い込んできます。

「厄介だな…」と思っても、これも経験とポジティブに考え、可能な限りやってみることで、世界が拡がり、アイデアも湧いてくるのです。

ビジネスでも、たくさんのことを引き受けている人は案外出世をしたりするものです。「イヤと言えない」というのも、そんなに悪いことではないかもしれませんね。

また、私は応用微生物学を専門にしていますが、研究はテーマを絞って行うため、どうしても途中で煮詰まってきてしまいます。

研究の中で問題があると、頭のどこかで常に「どうしよう」と考えていますが、多くの人と話をしているうちに、何かのきっかけで「よし、あれをやってみよう!」と思いついたりすることがあります。

日本ではどちらかというとその道ひと筋に取り組んでいる人を讃える傾向がありますが、成功している人は一途ではあっても、実はいろいろなところに手を出して、アイデアをもらっていたりするものです。

目標がひとつなだけであって、達成するまでの間に他のことをやってはいけないというわけではないのです。

アイデアの種を育むためにも、幅広い人たちと話をし、様々な経験を積んでいくことをおすすめします。

※記事の内容は、執筆者個人の考え、意見に基づくものであり、明治大学の公式見解を示すものではありません。

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