Meiji.net

  • Share

湯淺墾道【教員プロフィール】
湯淺墾道(ゆあさ・はるみち)先生
明治大学 ガバナンス研究科(公共政策大学院) 教授
専門は情報法。社会のデジタル化で生じるプライバシーと個人情報保護、インターネット選挙、サイバーセキュリティなどの問題を、法律と制度の観点から研究しています。死後に残されるデジタルデータの取り扱いといった社会課題にも取り組んでいます。

デジタル技術の副作用を考える

 スマホのアプリで、自分の顔を別人みたいに簡単に加工できるようになった現代。一方、人工知能を用いたディープフェイクと呼ばれる嘘の動画が拡散され、人々の政治的意識に影響を与えるなど、デジタル技術の進歩は社会に様々な副作用をもたらしています。

 湯淺先生は、こうしたデジタル社会の法整備や規制を考えるスペシャリストです。最先端技術のデメリット、法規制の必要性、情報漏洩やサイバー攻撃の対策、電子政府・電子自治体推進の検討など、私たちが直面している課題は数え切れません。そのなかでもホットなAIをめぐる最新の問題を先生に解説してもらいました。

※記事の内容は、執筆者個人の考え、意見に基づくものであり、明治大学の公式見解を示すものではありません。

  • Share

あわせて読みたい