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「年老いていく」日本に対して、アフリカは世界で「一番若い大陸」

明治大学 国際日本学部 教授 溝辺 泰雄

日本が目指すのは持続的な関わり方

 それに対して日本は、投資額で中国に大きく差をつけられていることを懸念する意見もありますが、むしろ、官民を挙げた持続的な関わり方にシフトしつつあり、それは間違っていないと思います。アフリカは、長い間、世界が援助すべき立場でした。しかし、援助はゴールではなく、あくまでも手段です。援助したからそれで終わりではなく、最終的な目的は、現地の人たちが自律的に発展していくことです。その意味で、近年日本の民間企業が、アフリカを対等なビジネスパートナーとして捉え、活動を活発化させていることは、日本とアフリカの双方にとって望ましい姿だと思います。最近では、大企業だけでなく、ICT関連の中小企業なども各国から招かれ、現地でICT技術のワークショップを実施したりしています。

 実は、本学もアフリカからの留学生を受け入れています。彼らを見ていると、デジタルメディアの使い方や知識も日本の学生と変わりません。彼らのような人材がICTのシステムや諸分野でのイノベーションを生み出す専門家へと成長すれば、アフリカと日本、そして世界をつなぐ存在になってくれることでしょう。大きな可能性を秘めたアフリカだからこそ、いたずらに投資競争をするのではなく、ビジネスや教育を含めた民間レベルの幅広い交流が、日本とアフリカの持続的な関わり方に繋がっていくと思います。

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※記事の内容は、執筆者個人の考え、意見に基づくものであり、明治大学の公式見解を示すものではありません。

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