明治大学の教授陣が社会のあらゆるテーマと向き合う、大学独自の情報発信サイト

高校生の国語教科書にMeiji.netの記事が掲載

Meiji.net編集部 Meiji.net編集部 

 今春から全国の高等学校で使用されている国語の教科書には、明治大学の研究力を発信するWebオウンドメディアMeiji.netの記事が掲載されています。
 採用された教科書は、数研出版株式会社(本社:東京都千代田区)が発行する文部科学省検定済教科書『現代の国語』・『高等学校 現代の国語』とその教師用指導書で、いずれも高校生の国語科目で使用されています。

202207_02_image1 出典は公共交通の問題点とその解決策を示したコラム記事『コミュニティバスって、何?』。説得力を持たせるための文章構成の良例として本記事が挙げられており、それぞれの教科書の中で、解説付きの全2ページにわたって掲載されています。
 Meiji.netは過去に中学・高校での授業教材や試験問題として記事が活用された実績がありましたが、教科書に掲載されたのは今回が初めて。
 今後は国語の授業で扱われることをきっかけに、高校生の進路選択においても、このサイトが一層有効に活用されることが期待されます。

木村俊介教授(ガバナンス研究科)
 木村俊介教授(ガバナンス研究科)

 
■記事を担当した 木村俊介教授(ガバナンス研究科)のコメント
 制作する方々の情報収集力に驚き、その真剣さに敬意を表します。自分の文章を10代の若い人たちに読んでもらえることを嬉しく思います。
 教科書を使う高校生の皆さんに伝えたいのは、行政の仕組みには必ず狙いと理屈があって、そこに面白さがあるということ。
 文章構成を勉強するとともに、自分が住む地域の“足”を確保するための仕組みや行政の重要性・面白さを感じ取ってもらえれば幸いです。

■数研出版(株) 担当者のコメント
 文章構成がはっきりとしており論旨が伝わりやすく、また高校生に身近な実社会の事柄(コミュニティバス)を扱っていたため、教科書の教材としてふさわしいと考えました。
 同サイトは大学の先生方が社会のいろいろなテーマをわかりやすく解説しており、大学のWebサイトの中でも高校生が閲覧するのに適していると思います。
 今後も、高校生が大学での学びに興味を持つことができる内容の記事を期待しています。


教科書掲載記事『コミュニティバスって何?』
https://www.meiji.net/topics/trend20190423


※記事の内容は、執筆者個人の考え、意見に基づくものであり、明治大学の公式見解を示すものではありません。

特集の関連記事

新着記事

2024.03.21

ポストコロナ時代における地方金融機関の「新ビジネス」とは

2024.03.20

就職氷河期で変わった「当たり前の未来」

2024.03.14

「道の駅」には、地域活性化の拠点となるポテンシャルがある

2024.03.13

興味関心を深めて体系化させれば「道の駅」も学問になる

2024.03.07

行政法学で見る「AIの現在地」~規制と利活用の両面から

人気記事ランキング

1

2020.04.01

歴史を紐解くと見えてくる、台湾の親日の複雑な思い

2

2023.12.20

漆の研究でコーヒーを科学する。異色の共同研究から考える、これか…

3

2023.09.12

【徹底討論】大人をしあわせにする、“学び続ける力”と“学び続けられ…

4

2023.12.25

【QuizKnock須貝さんと学ぶ】「愛ある金融」で社会が変わる、もっと…

5

2023.09.27

百聞は“一食”にしかず!藤森慎吾さんが衝撃体験した味覚メディアの…

連載記事