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明治大学の教養 Vol.24

マンガ・アニメ・ゲームのミュージアムを目指して

 もともとは建築学を専攻し、秋葉原におけるマンガ専門店の増加を調査していた。2004年にはこれを下敷きにして、ヴェネチア・ビエンナーレ国際建築展で「おたく:人格=空間=都市」という展示を構成したが、その過程で、研究の焦点が秋葉原の街並みから、その中身であるマンガやアニメ、ゲームへと移った。さらに、展示制作でマンガ評論家の米沢嘉博氏と協働したことをきっかけに、米沢氏らとマンガ・アニメ・ゲームの歴史を見渡せるアーカイブ施設を設置すべく、構想し始めた。ところが米沢氏は2006年に、14万冊ものマンガの蔵書を遺し、他界してしまう。構想は、その後就任した明治大学に持ち込むことになり、2009年には米沢氏の蔵書を核にした「米沢嘉博記念図書館」が、先行施設として大学に設置された。アニメやゲームの資料を複合し、完成形となる「東京国際マンガ図書館」(仮称)を、目下準備している。(談)

掲載内容は2012年5月時点の情報です。

※記事の内容は、執筆者個人の考え、意見に基づくものであり、明治大学の公式見解を示すものではありません。

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